プリーツ焼結ステンレス鋼メッシュカートリッジは、複数の金属メッシュ層を焼結接合したろ材をプリーツ成形し、エンドキャップ、接続部および必要に応じた保護構造と組み合わせたフィルターエレメントです。実際の性能は、メッシュ構成、プリーツ形状、端部構造、媒体、温度、圧力および洗浄条件の組み合わせで決まります。
材質:316Lステンレス鋼
316Lは多くの産業用ろ過で使用されるステンレス鋼です。ただし、耐食性と使用温度は媒体、濃度、塩化物濃度、温度および滞留条件に左右されます。連続・間欠使用温度の上限は、完成品構造、合金、シール、媒体、圧力および保持時間に対応する試験根拠で確認してください。全カートリッジ共通の温度定格は示していません。

より厳しい腐食環境では、904L、ハステロイまたはチタンを含め、使用条件に適した材質を選定します。
金網の選定と品質管理
メッシュの線径、織り方、層構成および材質は、ろ過精度、流量、許容圧力損失および強度に影響します。材料証明書、メッシュ仕様、寸法および外観の確認範囲は、注文時の仕様と受入基準に合わせて定めます。
真空焼結:強度を生む工程
複数のメッシュ層を積層し、管理された雰囲気で焼結接合すると、各層の接触部が冶金的に結合します。これにより、ろ過層と支持層を一体化した多孔質構造を形成します。焼結温度、保持時間、雰囲気および荷重条件は、要求する構造と仕様に合わせて管理します。
プリーツ加工
焼結メッシュをプリーツ形状に加工することで、同一ハウジング内の有効ろ過面積を増やすことができます。プリーツ高さ、ピッチ、間隔および支持構造は、外径、長さ、流体粘度、流量、許容圧力損失および洗浄方法に合わせて検討します。面積の増加率は形状と仕様によって異なります。
エンドキャップアセンブリおよび寸法構成
プリーツろ材は必要な長さに加工し、DOE、SOE、222/226 Oリング、ねじまたはフランジなどの接続仕様に合わせて組み立てます。シール材、接続方法、溶接または接合方法は、媒体、温度、圧力およびハウジング仕様に基づいて確認します。
標準寸法オプション
外径、長さ、端部形状、接続、シールおよび保護構造は用途に合わせて指定できます。既設ハウジングへ適合させる場合は、図面または現物寸法、許容差および接続仕様を事前に確認してください。
出荷前検査
出荷前の検査と提出書類は、注文時に合意した仕様および受入基準に基づいて実施します。内容には、材料トレーサビリティ、寸法・外観検査、接続確認、ならびに必要に応じた流量または圧力損失の確認を含めることができます。
使用条件の概要
ろ過精度は1~1,000μmの範囲で、用途・評価方法・対象粒子に応じて選定します。耐圧はエレメント寸法、端部構造、ハウジング、補強、媒体および試験条件によって異なります。洗浄・再生の可否も、付着物、洗浄剤、温度、差圧履歴および検査結果を基に判断します。
この構造が用途に及ぼす影響
焼結接合とプリーツ構造を組み合わせることで、ろ過面積、剛性、流量および再生性のバランスを用途に合わせて検討できます。見積もり時には、ろ過精度、流量、媒体、温度、圧力、外径、長さ、接続、シール材、洗浄方法および必要書類をご提示ください。
ろ過条件についてFILTUREにご相談ください
SSプリーツメッシュフィルターエレメントの仕様確認または見積り依頼には、寸法、ろ過精度、流量、媒体および運転条件をご提示ください。